僕の感想と先生の思い

 
内容を分かりやすく丁寧に書いて、自分が面白いと思ったシーンを書いただけじゃダメ?
一日考えたが答えが見つからず、次の日に先生の所に行き、
「先生、昨日一日考えたけど、この漫画を読んでどう感じたのか、どう思ったのかも書いたつもりだったのでわからない。」と聞いてみた。

先生は、しばらく黙って考え込む素振りをして、ゆっくりと僕にこう答えた。
「君の読書感想文は、ドラゴンボールという漫画を知らない僕でも、物語の内容を良く理解できてとて良いと思う。
君が面白いと思うシーンも随所に書きこまれていてドラゴンボールは面白そうだなと私も思いました。

だけど、読書感想文はただ感想を書けば良いと言うもんじゃない。
君がこの漫画を読む事で学んだ事や、共感できたこと、登場人物と自分を比べてどう感じたのか、本を読んだ事により自分の私生活でどのように生かされているのかを書いて欲しかった。

読んで心で感じ取った事を書くことにより、ドラゴンボールと言う漫画が君たちにとって、とても素晴らしい作品だと言う事が、頭の固い私達大人にも伝わると思います。

君が書いた読書感想文に、もう一言付け足してみませんか?」